アクセシビリティ豆知識−テキストの大きさを変えてみよう
ウェブサイトを、少しでも簡単にアクセシブルなページにするための豆知識・その3。
今回は、「テキストの大きさ」についてです。
ウェブサイトを見ている時に、「このサイトのテキストは、小さくて目が疲れるなぁ」、あるいは、「テキストが大きくて好みじゃないなぁ」と感じたことはないですか?
そんなときは、自分が読みやすいテキストの大きさに調節してみましょう。
ほとんどのウェブブラウザには、テキストの大きさを変える機能があります。
ツールバーの[表示]の中にあるのですが、ブラウザによって、[表示]以下の文言と、変えられるテキストの大きさの種類に違いがありますが、操作方法は同じです。
現在(2017年6月)、主に使われているブラウザでは、次のような文言となっています。
ウィンドウズ:Internet Explpre 11
ツールバー[表示]>[文字のサイズ]>最大・大・中・小・最小の5段階
ウィンドウズ:Microsoft Edge
メニュー[設定]>[読み取りビューのフォントサイズ]>特大・大・中・小の4段階
ウィンドウズ:Firefox
ツールバー[表示]>[文字サイズ]>大きく・小さく・標準サイズ
ウィンドウズ:Opera 9
ツールバー[表示]>[ズーム]>パーセント表示で数段階
ウィンドウズ・マック:Chrome
ツールバー[表示]>拡大・縮小
マック:Safari
ツールバー[表示]>文字の拡大・文字の縮小
JavaScriptを使って、ウェブページそのものにテキストの大きさを変える仕組みを組み込んでいるサイトも見かけます。
しかし、ウェブサイトのテキストサイズそのものが「ピクセル指定」で作られていると、今まで述べた機能を活かすことが出来ません。
ウェブサイトを作る側の配慮が重要です。
ウェブサイトを見る人の年齢、障害、そして好みは様々です。
訪れてくれる人にとって、優しいウェブサイトでありたいですね。